オリンピックの中でもメジャー競技の一つにあげられるのが水泳です。
スタートの飛び込みからゴールの瞬間まで瞬きができない迫力感のある水泳ですが、今回の東京オリンピックでも観戦することができます。
今回は実際に生で観戦したい方や、テレビ観戦をしたいと思っている方のために、競技の概要から楽しむためのポイントまで紹介します。
オリンピック水泳の競技概要
水泳は一定の距離が決められており、その中で自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライに分けてタイムを競う競技です。
前回のオリンピック2016大会では、男女32種目が採用されていました。
今回の東京オリンピックでは新たに800m自由形(男子)、1500m自由形(女子)、4×100mメドレーリレー(混合)の3種目が追加されます。
そのため、今大会では合計35種目の競技を楽しむことができるのです。
東京オリンピック水泳の会場と大会スケジュール
ここでは東京オリンピック水泳の会場と、大会スケジュールについて紹介します。
会場は東京アクアティクスセンター
東京オリンピックの水泳で使用される会場は「東京アクアティクスセンター」です。
住所は「東京都江東区辰巳二丁目2番1号」となり、詳細なマップは下記の通りとなります。
この会場は水泳のために作られたといっても過言ではなく、プールを中心に回りは全て観客席です。
競技を上から見下ろすことができる環境となっているため、生で観戦することで迫力を間近で体感することができます。
大会スケジュール
東京オリンピック水泳のスケジュールは7月24日〜8月1日の間、毎日行われます。
9日間のスケジュールが組まれており、会場は全て東京アクアティクスセンターです。
東京オリンピックを楽しむためにも、事前にどの選手が何日に出場するのかチェックしておくといいでしょう。
日本代表候補の注目選手
水泳の日本代表選手は瀬戸大也選手以外まだ内定しておらず、21年4月に開催される日本選手権で決定される方針です。
ここではメダル候補とされている注目選手について紹介します。
中村克選手
中村克選手は自由形の短距離が専門で、100mの自由形で日本記録を持っています。
鍛え上げた体から生み出す、スピード感あふれる力強い泳ぎが特徴です。
東京五輪では、自由形の短距離種目で日本選手として68年ぶりのメダル獲得を目指しています。
「日本人には難しい」とされてきた短距離自由形で、メダルを狙うニューヒーローになると期待されています。
瀬戸大也選手
バタフライと個人メドレーで金メダル候補とされているのが瀬戸大也選手です。
瀬戸大也選手は2019年世界選手権で200mと400mの個人メドレーを2冠していることから、唯一代表に内定しています。
萩野公介選手
高校3年生のときにオリンピックに初出場し、見事銅メダルを獲得した選手です。
16年リオオリンピックではメダル3個と十分な実績があります。
東京では金メダル候補として名前があげられていますし、瀬戸大也選手との個人メドレー対決もあり、楽しみにされている方は多いのではないでしょうか。
今井月選手
高校1年生で初めてオリンピックに出場した実力者です。
東京オリンピックでは21歳と大きく成長した姿が見られるでしょう。
池江璃花子選手とはジュニア時代からの親友ということもあり、この選手の分までメダル獲得が期待されています。
渡部香生子選手
ロンドンオリンピックに最年少の15歳で出場した経験のある選手です。
2015年の世界選手権では金メダルを獲得しており、東京オリンピックでもメダル獲得が期待されています。
東京オリンピック水泳の魅力
オリンピックの水泳の魅力と言えば、やはりスピード感や迫力を感じられる部分でしょう。
競技は全て楽しみなところではありますが、その中でも新種目になる4×100mメドレー(混合)は楽しみにされている方が多いのではないでしょうか。
この種目は男女2人ずつ4人でチームを組みます。男女が同じチームで競い合う形は初めてなので、どんなレースが繰り広げられるのか楽しみです。
4×100mメドレー(混合)は大きな順位変動が予想される種目なので、最後まで目が離せないのも魅力の一つでしょう。
迫力感ある水泳競技を東京オリンピックで楽しもう!
今回は東京オリンピックの水泳について紹介しました。
日本代表候補にはメダル候補が何人もおり、金メダルを獲得する瞬間を生で観られるのは楽しみの一つです。
オリンピックの前には代表選考などもあるので、そちらも注目しながら東京オリンピックの開催を待ちましょう。