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ギリギリで結果をつかむ選手になるための思考術とは?考えないで動くことが重要?

2021年4月17日

トップアスリートが活躍するためには、自分のパフォーマンスの改善や結果を出すためにどのようなことを行うのかということを、常に考えていなければいけないようにも思えます。 確かに日常生活において、食生活や練習など考えて行わなけ […]


トップアスリートが活躍するためには、自分のパフォーマンスの改善や結果を出すためにどのようなことを行うのかということを、常に考えていなければいけないようにも思えます。

確かに日常生活において、食生活や練習など考えて行わなければ、アスリートとして活躍することはできないでしょう。

しかしギリギリで結果をつかむ選手になるためには、考えないで動く思考術を身につけることも重要になります。

そこで今回の記事では、トップアスリートも実践している「考えないで動くことの重要性」について詳しく見ていきましょう。

人間の行動は思考から始まる

 当たり前のことですが、人間の行動というのは思考から始まります。

自分が結果を出すためには、今どのようなことを行えばよいのかというのを、アスリートは絶えず考えていることでしょう。

しかし、太古の時代に私たち人間が生き残るため生活していた時、 果たして思考から行動が始まっていたのでしょうか。

生きる為に動物をからなければいけない時に、相手も抵抗し襲いかかってくるという場面で、考えてから行動していてはすぐに死んでしまうでしょう。

そのため、もともと私たち人間は思考せずとも、その場その場で最適の選択をすることができる能力は備わっているということが、十分に考えられます。

トップアスリートは考えないで動くことにより結果を掴む

確かに、念入りに考えて行動することによって、失敗する可能性を下げ結果をつかむ可能性も高くなります。

しかし一方で、トップアスリートが競技の場面において他人と争っている時に、果たして考えて動くという余裕はあるでしょうか。

競技にもよりますが、考えてから動いていては、最高の結果を掴み取ることはできないというのは想像に難くありません。

例えば、日本の中でもトップアスリートのイチロー選手は、バッターがボールを打った瞬間に、打球音・ 方向・風向きなどから、どこにボールが落ちるのかを一瞬で判断していると語っていました。

バッターが打ってから、何秒も考えてどこにボールが落ちるかを予測していては、華麗なダイビングキャッチなどはできないでしょう。

これも考えないで動くことによって、結果をつかむという典型的な具体例の一つです。

また、ボクシングの世界チャンピオンの中には、記憶がないながらもKO勝ちを勝ち取ったという人も多くいます。

こういった人に共通しているのは、普段の練習からパンチの打ち方やディフェンスの方法を、考える必要ないくらいに体に身につけさせているということです。

体に動きを身につけることによって、考えることなく素早く反応することが可能になり、0.1秒を争う戦い 勝ち抜くことができます。

このようにトップアスリートにとっては、考えるということはもちろん重要ですが、その一方で考える必要もなく体で反応できるまで、自分の能力を高めるというのも重要なのでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回紹介したように、アスリートにとっては確かに考えて行動するというのは重要になります。

自分の動きや生活、パフォーマンスなどを考えて行わなければ、アスリートとして一人前になることはできないでしょう。

しかしその一方で、考えることもなく反応できるまで技術を身書き上げるというのも、アスリートからトップアスリートへと踏み込むためには重要です。

いまいち壁を破ることができていないアスリートの方は、思考を捨て去り反応できるまで、自分の技術を磨いてみることも良いかもしれません。

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