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東京オリンピックのサーフィン日本代表内定選手は?楽しむポイントも紹介!

2021年2月16日

コロナウイルスの影響で延期になっている東京オリンピック。 その新種目としてサーフィンが注目されています。 サーフィンといえばレジャーのイメージが強いですが、大会のルールや見どころはどのようなところなのでしょうか? 今回は […]


コロナウイルスの影響で延期になっている東京オリンピック。

その新種目としてサーフィンが注目されています。

サーフィンといえばレジャーのイメージが強いですが、大会のルールや見どころはどのようなところなのでしょうか?

今回は東京オリンピックのサーフィン日本代表内定選手や注目選手、楽しむポイントについて解説していきます。

東京オリンピックの新種目サーフィン

2020年東京オリンピックで新種目にサーフィンが選ばれました。

コロナウイルスの影響で東京オリンピックは延期となっていますか、新種目のサーフィンにおいても、日本代表に内定している選手はいます。

サーフィン好きの方には待ち遠しい東京オリンピックですが、オリンピックが開かれる前にサーフィンのルールと日本代表について予習をしながら待つことにしましょう。

東京オリンピックのサーフィンの大会形式とルール

レジャーのイメージが強いサーフィンですが、大会にはどのようなルールと形式があるのでしょうか?

サーフィンについてあまり知らない方でも、東京オリンピックの新種目サーフィンを楽しめるように大会形式とルールについて説明します。

サーフィンの大会形式

サーフィンが行われる会場は千葉県の釣ヶ崎海岸サーフィンビーチとなります。

サーフィンの開催日程は8日間に設定されており、波の状況を見ながら、波のいい日に開催されます。

そのため、実際に競技を行われるのは4日間です。

サーフィンには、長さ9フィート以上のロングボードと6フィート前後のショートボードがあります。

今回の東京オリンピックではロングボードの種目の開催はありません。

ショートボードで競うことになります。

サーフィンのルール

東京オリンピックの新種目サーフィンでは、予選ラウンドと本選ラウンドに分かれており、予選ラウンドでは各ヒート(試合)4~5名の選手で競い合うことになります。

本選ラウンドでは2名の選手で競い合い、勝者が次のラウンドに進みます。

1ヒートの競技時間は20分~30分程度です。

選手はそれぞれ10本波乗ることができ、得点の高かった上位2本の合計点で争うこととなります。

採点のポイントは積極性や技の難易度です。

5人の審査員がそれぞれの選手のライディングを見た上で、基準に沿って採点することになります。

東京オリンピックのサーフィン日本代表内定選手

東京オリンピックのサーフィン日本代表に内定している選手は以下の3人です。

  • 五十嵐カノア(いがらしかのあ)
  • 村上 舜(むらかみしゅん)
  • 松田詩野(まつだしの)

ここではそれぞれの選手の特徴を紹介していきます。

五十嵐カノア(いがらしかのあ)

五十嵐カノア選手の両親は日本人ですが、アメリカで生まれ3歳からサーフィンを始めました。

2019年にインドネシアのバリ島で行われたワールド・サーフ・リーグ(WSL)の第3戦で、日本人選手として初優勝しています。

アメリカのQUIKSILVERというサーフィンブランドとスポンサー契約を結んでおり、ハワイ州観光親善大使にも就任しました。

村上舜(むらかみしゅん)

村上舜選手は7歳でサーフィンを始め高校1年生の時に日本選手権で優勝しています。

2018年には世界選手権で日本初となる団体戦優勝に貢献しました。

その翌年の2019年にジャパンオープンで優勝し、世界選手権でアジア勢1位となっています。

ウエットスーツブランドのBEWETとスポンサー契約している選手です。

松田詩野(まつだしの)

松田詩野選手は神奈川県茅ケ崎市の出身で両親の影響から6歳からサーフィンを始めました。

小学校6年生の時に日本サーフィン連盟のショートボード1級を取得し、中学生で全日本選手権にて優勝しています。

2019年にはジャパンオープンで優勝を果たし、世界選手権でアジア勢1位となり東京オリンピックの代表に内定しました。

東京オリンピックでサーフィンを楽しむポイント

サーフィンを楽しむポイントの一番は迫力のあるライディングです。

特に、エアリアルと呼ばれるスピードをつけて空中に飛び出す技は迫力があり、観る者を興奮させます。

また、サーフィンの大会は他のスポーツの大会とは雰囲気が違います。

砂浜には音楽が流れており、ステージではバンド演奏などの演出で大会を彩ります。

観戦に来る方々は当事者として大会に参加し、どちらかというと「フェス」のような感覚です。

選手たちは真剣勝負をしているので緊張感はありますが、大会に参加する選手はもちろん、観客も一体となって楽しめるのがサーフィンの魅力です。

スタジアムから歓声を送りアスリートを応援したり、テレビやインターネットを通じて応援したりするのが当たり前の中、大会自体をエンターテイメントとして体験できるのはサーフィンならではの楽しみ方でしょう。

また、自然を相手にするスポーツなので、波のコンディションによっても結果が左右されます。

「大会期間中にいい波は来るのか」という事においても話題ですが、どのようにしてグッドウェーブをゲットするのかという選手同士の駆け引きにも注目です。

内定している選手のためにも東京オリンピックの開催を!

今回は東京オリンピックの新種目サーフィンについて解説しました。

コロナウイルスによって延期とされている東京オリンピックですが、新種目のサーフィンでも日本代表に内定している選手はいます。

自然を相手にし、選手と観客が一体となって楽しめるエンターテイメントの側面も持ち合わせているサーフィン。

大会中止の噂も流れていますが、内定している選手や、楽しみにしている方々のためにも是非とも開催して欲しいです。

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