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トップアスリートから学ぶ「必ず結果を出す一流の目標設定のやり方」とは?

2021年3月20日

アスリートの人々にとって「目標設定」というのは、パフォーマンスを維持し結果を出すという点においてとても重要になります。 しっかりとした目標設定ができていなければ、以下のような様々な問題が起きかねません。 モチベーションの […]


アスリートの人々にとって「目標設定」というのは、パフォーマンスを維持し結果を出すという点においてとても重要になります。

しっかりとした目標設定ができていなければ、以下のような様々な問題が起きかねません。

  • モチベーションの維持ができない
  • 試合などのパフォーマンスに波が出てしまう
  • うまく結果を出すことができない

そこで今回はトップアスリートが行なっている「必ず結果を出すための一流の目標設定のやり方」について紹介していきます。

目標設定をしっかりと行うことで、競技におけるパフォーマンスや本番での結果が大きく変わってくるかもしれません。

ぜひ今回するやり方をマスターして、本番で理想的な結果を手に入れてください。

目標設定において重要な3つのポイント

トップアスリートが目標設定を行うにあたって、必ず取り入れている重要な3つのポイントというのがあります。

  1. 結果の目標
  2. パフォーマンスの目標
  3. 行動計画

1.結果の目標について

目標設定においてまず行うべきことは、結果の目標とその期限を定めるということです。

例えば「次の大会で優勝する」という目標を立てた場合、優勝するという結果と次の大会という期限を定めることになります。

アスリートにとって結果はもちろんのことですが、期限を定めることはかなり重要です。

次の大会が1年後かもしくは半年後なのかによって、体力や技術を磨く時間が大きく変わってきます。

期間が変わればモチベーションの維持の仕方も変わってくるため、必ず期限を定める必要があるでしょう。

2.パフォーマンスの目標

結果の目標を定めたら、次に行うことはパフォーマンスの目標を決めることです。

具体的にいうと、目標を達成する瞬間にどのようなパフォーマンスを発揮しているのかということになります。

アスリートの人が最大限のパフォーマンスを発揮するためには、具体的なイメージというのが重要です。

イメージが具体的であればあるほど、私たち人間の脳はそれを実際に起きたことだと認識するので、体もそれに引っ張られパフォーマンスが上がり達成する確率が高まるでしょう。

理想の結果を達成する瞬間に、あなたはどのようなパフォーマンスを発揮できているか、具体的にイメージすることはできていますか?

3.行動計画

達成すべき目標とパフォーマンスのイメージができたら、次に行うことは行動計画をしっかりと練ることです。 

  • 目標達成までに
  • 何を
  • いつまで
  • どのくらい行うのか

期限から逆算して行動計画を具体的に設定しましょう。

例えばある大会で優勝することが目的なのであれば、その大会当日から逆算して毎日やることを細かく決めるのがおすすめです。

こうすることによって、毎日何をすべきなのか明確になり、最終目標をできるだけ具体的にイメージすることができます。

ここまで目標設定における重要な3つのポイントについて詳しく紹介してきましたが、それでは具体的にどのように行えばよいのか、トップアスリートの具体例を見ていきましょう。

世界一のプロ野球選手にまで導いたイチロー選手の目標設定術

日本のプロ野球、ひいてはアメリカメジャーリーグの歴史に名を残したイチロー選手は、幼少の頃から具体的な目標設定を行ってきたことで有名です。

イチロー選手の具体的な目標設定術について、以下で詳しく見ていきましょう。

小学生の頃から高い目標と日々の目標を決める

イチロー選手は小学生の頃から「高い目標」と「日々の目標」を具体的に定めていました。

  • 高い目標…プロ野球選手になること
  • 日々の目標…プロ野球選手になるためには、中高で全国大会に出て活躍すること。そのためには365日中360日激しい練習を行う。

小学生の頃からプロ野球選手になるという大きな目標を立てて、それを達成するために毎日やるべきことは何なのかを逆算して考えていたということは、かなり驚きの事実です。

実際にイチロー選手は中学・高校と全国大会に出場することをかなえて、小学校の時に定めていた高い目標である「プロ野球選手になる」という夢を叶えました。

目標設定は少し頑張れば達成することができるところにすべし

目標設定を行うにあたって重要な点は、少し頑張れば達成することができる範囲にするということです。

実際にイチロー選手は、活躍している時であっても、打率やホームランにこだわるのではなく、毎日安打を積み重ねるという目標を設定していました。

1日1日少し頑張れば達成することができる目標を立てることによって、毎日自分の全力を振り絞り少しずつではありますが成長することが可能です。

あまりに高い目標設定だと挫折してしまう可能性が高まりますが、毎日の目標を手の届く範囲にすれば1年後には計り知れない力を身につけることができているでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はアスリートが活躍する上で重要な目標設定術について詳しく解説してきました。

まとめると以下の通りです。

  • 目標設定は3つのポイントをおさえて行う
  • 少し頑張れば達成することができる目標を立てること
  • 毎日の目標を達成することで最終目標に近づくことができる

競技によっては、長い間試合がないという場合も多くないアスリートにとって、目標設定はモチベーションを維持する上でもかなり重要です。

毎日やるべきことを明確にしそれを達成することで、高いモチベーションを維持し最良の結果を得ることができるでしょう。

まだ目標設定が明確になっていないという人は、これを機会にぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

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