スポーツには怪我がつきものです。
特に、本気で取り組めば取り組むほど、怪我してしまう機会も多くなるでしょう。
しかし、スポーツによって怪我のしやすさは異なります。
どのようなスポーツが怪我しやすいのか気になる方もいるのではないでしょうか。
今回は、スポーツでよくありがちな怪我の種類と怪我の多いスポーツランキングをご紹介します。
スポーツでよくありがちな怪我の種類
スポーツの怪我の種類は下記の通りです。
- 骨折
- 打撲
- 捻挫
- 脱臼
- 肉離れ
これらの怪我は、スポーツ外傷と言われます。
接触プレーなどで起こり、急性のものがほとんどです。
スポーツ外傷のほかにも、スポーツ障害があります。
スポーツ障害は使いすぎが原因の怪我です。
例えば、野球の投手はボールをたくさん投げます。
投げるという動作を繰り返すことで、同じ部分に負荷がかかり、動かすと痛みが生じるようになりますが、それが野球肘です。
この野球肘も、スポーツ障害のひとつに数えられます。
怪我の多いスポーツランキングベスト5
次に、怪我の多いスポーツランキングをご紹介します。
第5位 柔道
5位は柔道です。
柔道はオリンピック競技にも採用されているため、知らない人は少ないでしょう。
柔道は、格闘技で投げ技や固め技をきめます。
そのため、怪我は発生しやすいです。
特に、受け身の方法を知らない初心者などに怪我が起こりやすくなっています。
受け身をせずに直接頭から落ちて重症になってしまうこともあるため、初心者は指導者のもとで練習する必要があるでしょう。
第4位 器械体操
器械体操は、鞍馬や吊り輪、床運動などで難易度や美しさを基準に採点を行い、その点数を競う競技です。
床運動では、宙返り技などを行うため、失敗してしまうと怪我のリスクがあります。
特に、脱臼や軟骨炎、腱板損傷などが発生しやすいです。
また、前屈などを何度も繰り返すため、疲労性の腰痛や椎間板ヘルニアで悩む選手もいます。
第3位 バレーボール
第3位はバレーボールです。
バレーボールは素手でボールを拾ったり、叩いたりするため、突き指が発生しやすいでしょう。
また、ボールを打つたびにジャンプを繰り返すので、ジャンパー膝を発症する可能性もあります。
膝を酷使することで起こる怪我でバレーボール選手やバスケットボール選手に多いスポーツ障害です。
第2位 ラグビー
第2位はラグビーです。
ラグビーは、ボールを持っている選手にタックルをすることができますが、当たりどころが悪いと肋軟骨骨折を引き起こす原因となります。
また、ラックの密集の下敷きになり、靭帯断裂を引き起こしてしまうケースも珍しくありません。
さらに、接触プレーなどによって大きく脳が揺さぶられ、脳震盪が起こることもあります。
脳震盪は直接頭に衝撃を受けなくても関節的に引き起こすことがあるため、ラグビーでは頻繁に起こる怪我です。
このように、ラグビーはほかのスポーツよりも怪我をする可能性が高く、危険なスポーツといえます。
第1位 アメリカンフットボール
第1位がアメリカンフットボールです。
アメリカンフットボールはラグビーとは異なり、ボールを持っていない人にタックルを入れることができます。
そのため、ラグビーよりも怪我が起こりやすいスポーツです。
また、ラグビーとは異なり、防具を身につけてプレーします。
防具があると激しく接触することに抵抗が薄れますので、そのことも怪我を多くしている原因のひとつです。
スポーツに怪我はつきもの!?日頃のケアがとても大切
今回は、スポーツで起こりがちな怪我の種類と競技別で怪我が起こりやすいスポーツをランキング形式でご紹介しました。
接触プレーが多くなるスポーツは、やはり怪我する確率も高くなります。
また、特に初心者は怪我をしやすい傾向があるので、これからスポーツをはじめる人は怪我に気をつけてプレーしてください。