近年では屋外のレジャーが人気を集め、その中でも登山を始める方が増えています。
登山は自然を満喫できる最高のレジャーですが、危険も隣り合わせであることから基礎知識は必ず身に付けたいものです。
今回は、基礎知識の中でも登山に適した服装について紹介します。
選ぶ際のポイントや注意したいことなども詳しく紹介するので是非参考にしてみてください。
初心者に適した登山の服装とは?
初心者から登山を始める場合、適した服装とはどのようなものがあげられるのでしょうか?
ここでは服装についてよくわからない方のために最低限知っておきたいポイントを紹介します。
初めての登山はトレーニングウエアでもOK
まだ登山を一度もしたことがない方は、初めから専用ウエアを全て揃えるのはコスト的にも難しいと感じる方が多いのではないでしょうか。
まずは登山がどんなものか経験したいくらいの方は、初心者向けのコースを前提にランニングウエアなど動きやすい服装を選択しても大丈夫です。
登山の経験を積んでから専用ウエアを買い揃えよう
一度登山を経験すると、自分にどんなウエアが合っているのかなどもわかりやすくなります。
経験をしないまま買い揃えると、「何かしっくりこない」と思ったり「動きにくい」と感じたりすることもあります。
経験を積んでから服装を決めることで、後悔しない自分に合う登山ウエアを選ぶことができるでしょう。
どんな服装を選ぶべき?
登山に使用する服装を購入する前に知っておきたい最低限のポイントとして、ここでは2つの基礎知識を紹介します。
購入を検討している方は参考にしながら選んでみてください。
登山は着脱することが多い
登山では、運動量に応じて体温変化が起きやすいことが多いです。
また、天候の変化が起きやすいのも特徴の一つになります。
ここで重視したいポイントとしては、3層の重ね着(ベースレイヤー・ミッドレイヤー・アウターレイヤー)を基本に選ぶことです。
「運動をするのに重ね着をするの?」と思われる方もいるかもしれませんが、例えばシャツとアウターだけだと、体温調節が難しく快適な登山は行えません。
そのため、基本的には肌着のベースレイヤー、保温として役立つミッドレイヤー、防水と保温効果のあるアウターレイヤーの3つを考えた服装選びが大切です。
ボトムスも機能性のあるものを選ぼう
登山ではトレッキングパンツを基本とし、動きにくいジーパンなどを選ぶことはありません。
トレッキングパンツの購入で悩んでいる方は、「歩きやすさ・速乾性の高い素材・耐久性」の3つのポイントを重視して選んでみてください。
また、女性の場合はアウトドア用のショーツやスカートを選ぶケースもありますが、このときには必ずタイツと組み合わせてケガをしない服装を選択しましょう。
シューズを選ぶ際のポイント
登山で使用する靴は、基本的に専用シューズを選びましょう。
初心者向けのコースなどはランニングシューズなどでも問題ありませんが、急な天候変化なども考えられることから防水効果のある登山用シューズがおすすめです。
また、石がゴツゴツしているところなどは、通常のシューズでは破損の恐れもあります。
登山用シューズならこのようなダメージにも強い作りとなっているので安心です。
足を守るという面でもできる限り専用シューズは購入しておくことをおすすめします。
快適な登山のためにも服装は重要!
今回は登山で最低限知っておきたい服装について紹介しました。
登山は気軽に始められるレジャーですが、険しい道や急な天候変化、気温の変化などがあります。
適していない服装をしてしまうとケガのリスクがあるのはもちろん、体調不良になるケースもあるのです。
これから始める方は、今回紹介した服装選びについても参考にしながら安全で快適な登山ライフを送ってください。