はじめに
世界にはまだ知られていないスポーツがたくさんあります。
スポーツと言えばみなさんなにを思いうかべますか?野球やサッカー、バスケットボールやテニスなどのメジャースポーツが頭にうかんだ方がほとんどだと思います。しかし、世界にはその影に隠れて、認知度は低いですが白熱しているスポーツがたくさんあります。今回はそんな、世界中にあるマイナースポーツの中から5つを紹介していきたいと思います。この記事を読んで少しでもマイナースポーツに興味をもっていただけたら幸いです。
No.1 カバディ
『カバディ』は、インド、パキスタン、バングラデシュなど南アジアを中心に行われているチームスポーツで、二千年以上の歴史を持ち、インドの国技にも認定されてる伝統的な競技です。
カバディは、各チーム7名がコートに入り、概ね10メートル四方のコート内で2チームで争います。道具を一切使わず、攻撃時に「カバディ!カバディ!」と呟き続けるのが大きな特徴です。攻撃側が相手コートに入って守備選手にタッチすることで得点することができ、その競技性から「鬼ごっこ」によく例えられます。
カバディを題材にした漫画や映画などもあり、マイナースポーツの中でも世界的に知られていて人気が高く、競技人口は全世界で1000万人を超えると言われています。
【更に詳しく】→https://www.jaka.jp/
No.2 アルティメット
『アルティメット』は、アメリカのニュージャージー州の高校で誕生した、フライングディスク(フリスビー)を使った7人制のスポーツです。
フリスビーは、公園で遊ぶおもちゃのイメージが強いですが、現在では12種類の競技があり、その中の1つがこのアルティメットです。
アルティメットは、1チーム5〜7名で構成され、走る・投げる・飛ぶを繰り返し、仲間とエンドゾーンを目指す、バスケットとアメリカンフットボールをかけ合わせたような競技です。エンドゾーン内でフリスビーをキャッチできたら得点となり、試合終了時に得点が高いチームが勝利となります。現在では、5大陸・50か国以上で大会がおこなわれ、世界選手権などもも開催されています。
【更に詳しく】→https://www.jfda.or.jp/introduction/ultimate/
No.3 パデル
『パデル』は、1970年代中頃にスペインで誕生したラケット競技です。チームは2対2のダブルス編成のみでおこなわれます。コートのサイズは20×10メートルで、テニスコートの約半分のサイズです。コートの周囲は強化ガラスまたはコンクリートの壁で囲まれていて、この壁を使って打ち合うことがパデルの最大の特徴となります。本場スペインではテニスの人気を上回る人気を誇り、スペイン国内の競技人口は300万人以上と言われています。日本には2013年に上陸し、パデルコートが次々に建設され、注目を集めています。
【更に詳しく】→https://www.japanpadel.com/
No.4 スラックライン
『スラックライン』は、ウェビングと呼ばれる細いベルト状のラインの上でバランスをとりながらパフォーマンスをするアクロバティックなスポーツです。難易度の調整が可能なので子供から大人まで幅広くたのしむことができます。スラックラインは、アメリカのクライマーが、休日の暇つぶしとしてワイヤーや使い古したロープ、クライミングギアを使って綱渡りを楽しんでいたことがきっかけで生まれました。スラックラインには様々な種類の競技がありますが、日本で一番競技者が多いのが「トリックライン」と呼ばれる、制限時間内にトリックをテンポ良く決めていくスタイルのものです。最近では、競技以外でもフィットネスや、ジムトレーニングでもとり入れられて幅広く人気を集めています。
【更に詳しく】→https://www.gibbon.co.jp/
No.5 ヘディス
『ヘディス(HEADIS)』は、2006年に誕生したドイツ発祥のスポーツです。卓球台を使ってゴム製のボール(直径15.9cm/100g)をヘディングのみで打ち合う、いわばヘディング版の卓球です。ドイツの大学生がサッカー場が混んでたため卓球台で遊びはじめたことが発祥の由来とされています。ルールもほぼ卓球と変わらず、体全身を使って打ち合うダイナミックなラリー展開が魅力です。近年に、ヨーロッパで競技人口が増え続けています。日本でも2017年から、大会が開催されるようになり、国内の競技人口は約700名と言われ日本でも徐々に人気を集めています。
【更に詳しく】→http://headis.jp/
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございます。今回は、世界のマイナースポーツ5種目を紹介させていただきました。この記事を読んで、競技について少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです。マイナースポーツは新しい趣味としても楽しめますし、競技人口が少ない分、本気で取り組めば代表選手になるのも夢じゃない…?かもしれません…