- 好きなスポーツで結果を残したい
- アスリートとしてTOPになりたい
- 一流のスポーツ選手になりたい
こういった気持ちを胸に、毎日練習をしているという方も多いのではないでしょうか。
確かに長い時間練習するということは、アスリートとして重要なことであり、練習無しに一流の選手へとなることはできません。
しかし一定のレベルであれば、練習というのは誰でもやっていることであり、闇雲に練習時間を長くしてしまうと、ケガなどのリスクが増大してしまいます。
他のアスリートから一歩ぬきんでた存在になるためには、一定量の練習時間はもちろんのことですが、練習になにかプラスアルファを加えなければいけません。
そこで今回は一流になるためにそもそもどのくらい練習すればよいのか、そしてどうすれば効果的な練習方法で一流へとなれるのかについて詳しく解説していきます。
そもそもどのくらい練習すればよいのか?
一流になる条件としてよく挙げられるのが、ある物事を一万時間続けると言う「一万時間の法則」です。
そこで一流になるのでは?と目安になっている一万時間の法則について、以下で詳しく見ていきましょう。
一万時間の法則
一万時間の法則とは心理学者であるアンダース・エリクソン教授という人が行なった調査をもとに唱えられている法則です。
エリクソン教授はヴァイオリンを行なっている様々な年代の人を集めて、どれくらいの時間を練習に費やしているかということを調査しました。
この調査によると、本来誰よりも頑張る必要があるのではと思われている音楽大学の学生が1番練習時間が少なく、才能があるといわれているアカデミーの人や、オーケストラの奏者などが1番練習時間が長かったという結果が出ています。
そして1番練習している人々の練習時間を、それまでの人生でどれくらいなのかと導き出してみると、1万時間をほぼ全員が越えていたということから、一万時間の法則ということが注目されるようになって来ました。
一万時間がどれくらいかというと、1日3時間毎日練習したとして約10年近くかかる計算になります。
練習時間だけではない
これだけだと練習時間だけで一流になれると思いがちですが、練習に関しては長さだけではなく質というのも重要です。
また質だけではなく持って生まれた環境や才能なども関係しているのではないかと指摘する人も多く存在します。
確かにその通りで、練習時間だけがその人のパフォーマンスを左右するわけではありません。
では効率的に練習をするためには、どういったやり方を行なえばよいのでしょうか。
練習を「意識して」行なうことが重要
ただ単調に一万時間練習に費やしたとしても、その人が一流になれるかというのは保証できません。
一流の選手になるためには、練習時間を多く費やすことは勿論のことですが、それ以上に「意識」して行なうことが必要になります。
例えば意識して練習を行なうやり方については、以下のような方法が挙げられます。
- 全力で練習をして届くかどうか分からない目標を打ち立てる
- 練習の際には常に集中し行なう
- 第三者の意見を取り入れることを怠らない
- 繰り返し修正しながら行なう
こういった方法を取り入れることによって、今までの練習をさらに効率的にできる可能性があります。
特に第三者の意見や繰り返しの修正などは怠りがちです。
アスリートにとって、主観ではなく客観的な意見を取り入れることは重要であり、第三者の意見を排斥してはいけません。
必ず常に練習を見てもらう第三者に対して、自分のパフォーマンスなどを確認できるようにしましょう。
圧倒的な練習量をこなしつつ、その時間を効率的に過ごすことができれば、一流となる道が見えてくること間違いありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は一流になるために必要な練習時間と、その練習時間を効率的に過ごす方法を紹介してきました。
一流になるためには、練習時間をただこなすだけではなく、効率よく行なうことも必要です。
あなたは一万時間練習をしたでしょうか?一概には言い切れませんが、今までの練習時間を合計して一万時間を超えていない場合、努力の量が十分であるとはいえません。
もし超えているのであれば、より効率的に練習できるように工夫を凝らしてみましょう。