あなたは積極的に休みをとりいれる「アクティブレスト」をご存知でしょうか?
身体を休めて翌日以降に備えることは重要ですが、アクティブレストは休息を積極的に取り入れてより効果を高めることができるといわれています。
そこで今回は、積極的に休むことで休息の効率を高めることのできるアクティブレストがいったいどういうものなのか詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
アクティブレストとは
アクティブレスト(積極的休息)とは、疲労を感じているときに休むのではなく、あえて少し体を動かすことによって、身体に溜まっている疲労物質を効率的に排出させるという休息方法です。
一般的に休息というと、部屋でおとなしくしていたり、睡眠をたっぷりとったりすることを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし私達人間が疲労を感じる際には、必ず身体のなかに疲労物質というものが発生しています。
この疲労物質を効率的に体外へと排出させるためには、身体を動かして血流を良くすることが必要なのです。
また軽い運動程度でよいので、ストレス解消効果もあるためメンタル面にも良い効果を有しているのがアクティブレストの特徴になります。
アクティブレストのやり方
アクティブレストをやる際には、以下の3つを守らなければいけません。
- 呼吸が乱れない程度の運動
- やっていて気持ちよく感じられるか
- 適度に続けることのできる強度
アクティブレストは、あくまでも軽く身体を動かすことによって、新陳代謝を良くし血流を改善することで疲労を抜くことが目的です。
そのため身体を動かすといっても、呼吸が乱れるほどの強度で運動するのは絶対にやめましょう。
気持ちよく感じられる程度で、ほんのり汗をかきながら続けるのが理想的です。
アクティブレストの具体例
アクティブレストはいったいどのような運動をすればよいのでしょうか。
以下で詳しく解説していきます。
プール
アクティブレストでもっともおすすめなのが、プールです。
もっとも泳ぐ必要は無く、浮かんでいるだけでも筋肉がほぐれ血流も良くなります。
有名な例として、世界でもトップレベルのサッカー選手であるクリスティアーノロナウド選手は、遠征などでどれだけ遅く帰宅したとしても夜中の3時などにプールに入って身体を休めるそうです。
怪我をしないことでも有名なクリスティアーノロナウド選手ですが、その秘密はプールにあったのかもしれません。
ジョギングやウォーキング
ジョギングやウォーキングも、血流を良くして代謝をアップする効果があるのでおすすめです。
呼吸が乱れない程度のジョギングやウォーキングを休息日にあえて取り入れることで、より効率的に身体の回復をすることができるかもしれません。
疲れたと感じた日には、あえてジョギングやウォーキングなどを取り入れてみましょう。
サイクリング
サイクリングは楽しみながら軽い運動をすることができるため、アクティブレストには最適です。
目的地など目的を設けることで、楽しみながら疲労を抜くこともできますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
疲れたときにあえて身体を動かすことで疲労を抜くことができるアクティブレスト。
疲れたときは一歩も動きたくないという人も多いですが、それでは疲労を効果的に抜くことができません。
次の日にしっかり練習をするためにも、アクティブレストを取り入れてみてはいかがでしょうか?