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アスリートがコンディションを整えるための「3つの柱」とは?

2021年6月22日

アスリートにとって競技パフォーマンスを整えるためにも、コンディションを整えるということは、半ば義務でもあり絶対に怠ってはいけないことでもあります。 コンディションを整えるためにも、食事や運動などをしっかり行っているアスリ […]


アスリートにとって競技パフォーマンスを整えるためにも、コンディションを整えるということは、半ば義務でもあり絶対に怠ってはいけないことでもあります。

コンディションを整えるためにも、食事や運動などをしっかり行っているアスリートは多く存在しますが、ほかにも見過ごしてはならないポイントがあるのはご存知でしょうか。

そこで今回は、アスリートがコンディションを整えるために忘れてはいけない「3つの柱」について詳しく解説していきます。

3つの柱には、アスリートがコンディションを整える上で当たり前のものから、多くの人が気づいていないことまであるので、ぜひ参考にして下さい。

コンディションを整えるための3つの柱とは

コンディションを整えるための3つの柱は、以下の通りです。

  1. 視覚情報
  2. 血液
  3. 睡眠

それぞれについて、以下で詳しく解説していきます。

視覚情報

アスリートであったとしてもそうでなかったとしても、視覚情報つまり「目」というのは、コンディションを整える上でとても重要な要素になります。

激しいフィジカルコンタクトや、高速で動くボールを追いかけたり、自分の目標や相手の調子をしっかり確認するのに必要なのは、視覚から得られる情報です。

つまり目から得られる情報をどれだけ正確に処理することができるか、こういったあまり注目されないことに対しても力をいれれば他のアスリートと差をつけることができます。

近年では、プロ野球界でも視覚機能を鍛えるための「ヴィジョントレーニング」というものを取り入れる球団も出てきており、視覚はアスリートにとって忘れてはいけない鍛えるべき場所なのは間違いないでしょう。

そのため紫外線やブルーライトなどの刺激からできるだけ保護して、目を保護するということは、コンディションを整えるといった側面からも必ず欠かしてはいけません。

血液

実はスポーツをしているアスリートの人にとって、貧血はよく起こりやすい現象であるということはご存知でしょうか。

競技の中で、限界に近いほど動くアスリートは、血液がスムーズに循環できるように、体の中で血液を薄くしようとする動きが起きます。

この動きによって血液の濃度が薄くなってしまうことはもちろんのこと、激しいフィジカルコンタクトによる体への強い衝撃は、血液を作る働きを有している赤血球を破壊してしまうのです。

その結果、体内で血液が足りなくなってしまい、食事に気をつけているアスリートであっても貧血を起こしてしまいます。

またアスリートは筋肉量が多く基礎代謝も高いため、一般人よりも汗や排尿などによる水分の排出が多いです。

汗や尿にも鉄分はふくまれているため、油断していると慢性的な鉄不足による貧血になりかねません。

そのため意識的に鉄分を多く含んだ食事や、サプリメントによる摂取をかかさないようにしましょう。

睡眠

最後に忘れてはいけないのが、睡眠になります。

よく食べ・よく動き・よく眠るとはよく言ったもので、激しく体を動かす毎日を送るアスリートにとって睡眠の量・質は絶対にこだわらなければいけないものです。

例えば、ある研究では7時間以上眠ったバスケットボールプレーヤーと、奏でないプレーヤーでは、フリースローのゴール率から足の速さまで、かなり影響があったという結果がでています。

よく眠った方は、いつもより点数を取る事ができたことに加えて、早く走ると言うことも達成しました。

一方眠っていなかったもしくは眠ることができなかった人は、普段よりもゴール率は下がり、足の速さも遅くなったのです。

睡眠は必ず怠ることなく、コンディションを整えるためにも、質・量ともにこだわりましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

コンディションを整えるためにはさまざまな方法がありますが、こういったものだけではなく、まずは基本的なことをできるようになる必要があります。

そういった基本についてしっかり抑えることで、どんな状況であっても活躍するアスリートになることができますよ!

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