世界最高のテニスプレイヤーの1人として知られているノバク・ジョコビッチ選手。
多くのタイトルを獲得したジョコビッチ選手は、歴史上でも1番優れたテニスプレイヤーなのではないかと考える人も少なくありません。
そんなジョコビッチ選手ですが、実はキャリアの途中までイマイチ勝ちきることができず、タイトルを獲得できずにいました。
そんな状態を打破しようと、ジョコビッチ選手は自分の肉体改造に着手したところ、意外な事実が判明したのです。
今回の記事では、トップアスリートであるジョコビッチ選手から学ぶ「自分に最適の食事を選ぶ重要性」について解説していきます。
肉体改造のための検査でグルテン・乳不耐症と判明
ジョコビッチ選手は、大会で勝ち進めることができるも、後一歩のところで負け続けていた状態を打破するために、肉体改造に着手しました。
その際に、肉体改造を行なう参考として行なわれたある検査で、グルテン・乳不耐症だということが判明したのです。(グルテンとは小麦や大麦に含まれる植物性たんぱく質のこと)
先天的にグルテンと乳製品が含まれている食事をしてしまうと、体内で消化することが難しく結果的に不調などを引き起こしてしまうという意外な事実が分かったジョコビッチ選手は、さっそく食生活の改善に取り組みました。
余談ですが、ジョコビッチ選手は両親がピザ屋を営んでいる家庭で生まれて、グルテンを含む食材が身近にある状態で過ごしてきました。
そのため検査で自分にグルテンは適していないと知った時、グルテンを含む食事を絶つことができるか不安だったそうです。
食事管理が導いたトッププロへの道
検査によってグルテンや乳製品が自分に合わないと知ったジョコビッチ選手は、14日間グルテンを断って自分の体がどのような変化を起こすか観察しました。
するとグルテンを断つという簡単な行為で、体重は少しずつ減りコート上でもこれまでにないスピード、柔軟性、集中力を発揮することができたのです。
一方で、グルテンが含まれているベーグルを食べた翌日は目が覚めると、二日酔いのように頭が重く、身体の切れも悪く体力もフルセットもたなかったという分かりやすい変化が生じたと語っています。
グルテンフリーな食生活を徹底したジョコビッチ選手は、その後ツアータイトルをいくつも獲得するなど、あっという間に世界一に限りなく近い選手へと成長しました。
食生活にこだわることによって、結果をだすことができる典型的な良い例といえるでしょう。
自分の体に最適の食事を選択する重要性
ここまで紹介してきたように、ジョコビッチ選手はグルテンなどに生まれつき弱く、それを断つことでパフォーマンスを上げることができました。
一般の人にとっては、ある食材などに弱いということはそこまで影響するものではありません。
しかしアスリートにとっては、死活問題であり自分に最適の食事を選択することは仕事のうちの1つといえます。
自分の体に最適の食事を、日常的にすることができれば、より日々のパフォーマンスをあげることができるでしょう。
アスリートにとって、自分の体に最適の食事を選択するというのは、トレーニングと同じくらい重要であり、絶対にこだわるべきポイントなのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はジョコビッチ選手からみる、アスリートのに最適の食事を選ぶ重要性について解説してきました。
ジョコビッチ選手は、食事を変えて肉体改造に取り組むことで、従来では勝ち取ることのできなかったタイトル奪取に成功しています。
今壁にぶつかってパフォーマンスをうまく発揮できていない、もしくはなかなか大事なところで勝つことができない方は、食事の方法を見直してみてはいかがでしょうか。