アディダス(adidas)は、アスリートの皆さんやスポーツ好きな方はもちろん、スポーツにあまり興味がない方でも名前は絶対に聞いたことがある超人気スポーツブランドですよね。
今回は、そんなアディダスの歴史やロゴの意味、さらに定番おすすめスニーカーまでたっぷり解説していきます。
1.アディダス(adidas)の歴史
1929年、ドイツにてアドルフ・ダスラーとルドルフ・ダスラーは靴製造会社である「ダスラー兄弟商会」を設立しました。兄のルドルフは営業を担当し、弟のアドルフは靴の製造を行いながら、仲良く経営していたようです。
しかし、徐々に2人の経営方針が食い違っていき、ヒトラー政権に対する考え方の違いからも兄弟仲は最悪に。結果、1948年に盛況だったにもかかわらずダスラー兄弟商会は解散しました。
解散後、弟のアドルフは愛称の「アディ」と苗字の「ダスラー」を合わせた「アディダス(adidas)」を設立させ、兄のルドルフは「プーマ(Puma)」を発足させたのです。
2.アディダス(adidas)4つのブランドロゴの意味
アディダスと聞くと特徴的な3本線のロゴを思い浮かべる方も多いと思います。ただ、実はアディダスにはブランドロゴが4つあることをご存知でしょうか?
こちらでは、4つのブランドロゴについて意味と一緒にご紹介しましょう。
2-1.トレフォイルロゴ
トレフォイルロゴは、昔スポーツの大会で勝者に「月桂(げっけい)樹の冠」を贈るというシステムをモチーフに作られました。ロゴはドイツ語で三つ葉を意味する「トレフォイル」と称され、1972年から1995年まではアディダスのカンパニーロゴとして使用されていたとか。
2001年にストリートスポーツウェアブランドの「アディダス オリジナルス」が誕生してからは、こちらのブランドロゴとして適用されています。
2-2.アディダス スポーツパフォーマンスロゴ
アスリートのパフォーマンスを最高潮に引き出すことを目的にした「アディダス スポーツパフォーマンス」。こちらのロゴは、そんなスポーツを愛するブランドに使用されています。
アディダスのモチーフである3つのストライプが、右に向かうにつれてどんどん伸びていくデザインは、未来に対してのチャレンジや目標達成を表しているそうです。
2-3.アディダス スポーツスタイルロゴ
「アディダス スポーツスタイル」は、スポーツとファッションを融合し、新しい価値を提供するブランドです。
ロゴは地球をイメージした球状に、アディダスのモチーフである3つの線を描いています。スポーツとファッションの融合を表した、まさに革命的なロゴと言えるでしょう。
2-4.リニアロゴ
リニアロゴは、アディダスブランド全体を示す時に使われる「アディダス ブランド」のロゴです。「adidas」とブランド名がそのまま記されており、非常にわかりやすいデザインでしょう。
3.アディダス(adidas)の定番おすすめスニーカー
様々なアイテムを扱っているアディダスですが、やはり代表的な商品といえばスニーカーですよね。
では、アディダス定番のおすすめスニーカーを紹介していきましょう。
3-1.スーパースター(SUPER STAR)
スーパースターは「アディダス オリジナルス」の代表的なスニーカーです。1969年にバスケットボール用のシューズとして開発され、一流の選手達がこぞって履くほどの人気でしたが、さらにヒップホップグループが使用してからストリート界隈でも大きな話題になりました。
アディダスのスニーカーと言えばスーパースターを思い浮かべる方も多く、まさにブランドの代名詞のようなアイテムでしょう。
3-2.スタンスミス(STAN SMITH)
テニスの名プレイヤーである「スタン・スミス」が愛用していたことから、彼の名前をモデルに名付けられたスニーカーです。「世界一売れたスニーカー」としてギネスに登録されており、知らない人はいないほど有名な商品ですね。
シンプルなスタイルと、通気穴のあるレザー製のスニーカーは、販売後ハイセンスなスニーカ好きの心をぐっと掴みました。
3-3.ガゼル(GAZZELE)
1968年にトレーニングシューズとして販売された、アディダススニーカーのガゼル。全面にスエード素材が使われており、コーデにレトロ感をプラスしてくれるクラシカルなデザインが魅力です。
ヨーロッパを中心にフットボールファンから非常に支持されており、1970年代にはフットボールサポーターがこぞって利用していたとか。今でも履くだけで簡単におしゃれを作れると話題のスニーカーです。
4.アディダスをもっと楽しもう!
スポーツブランドとして身近なアディダスですが、その歴史やロゴの意味を知らなかった方も多いのではないでしょうか?
ぜひ、こちらの記事を参考にアディダスとはどんなブランドなのかを知ってもらえると嬉しいです。