筋トレを始める際には、どの時間帯がベストなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
特になかなか効果が得られない方は、タイミングが間違っているのかもしれません。
この記事では、効果の出やすい時間帯や効果を高めるためのポイントについても紹介します。
筋トレで効果的な時間帯は?
筋トレで効果の出やすい時間帯は、1日の中で朝、昼、夜のどれを選ぶといいのでしょうか。
ここでは3つの時間帯に分けて紹介します。
朝
朝は睡眠から目を覚ましたばかりの時間帯になりますので、1日の中でも最も筋肉が固まっています。
特に起きてすぐ筋トレをしてしまうと、ケガなどにつながる恐れもあるので注意です。
これらのことから、できる限り朝のタイミングは避けたほうが無難と言えるでしょう。
どうしても朝に筋トレを行いたい方は、人間が高いパフォーマンスを発揮できる起床後4時間経過したタイミングをおすすめします。
昼
運動に最も適していると言われているのが、昼から夕方にかけての時間帯です。
朝に固まっていた筋肉もほぐれるため、ケガのリスクも少なくおすすめと言えるでしょう。
注意したいポイントとしては、食後すぐに筋トレを行わないことです。
消化不良などのリスクもあるため、昼食後は少し時間を空けてから行うようにしましょう。
夜
夜は時間帯によっても異なりますが、睡眠前ということもありあまりおすすめしません。
筋トレを行うことで、交感神経が働きます。
寝る前に交感神経が優位な状態だと、寝つきが悪くなるため、睡眠不足になるなど健康面的に見てもあまりよくありません。
そのため、夜は筋トレを中心に行うよりもストレッチなどで副交感神経を働かせ、身体を休ませることに力を入れましょう。
筋トレで効果を高めるためのポイント
時間帯以外でも、筋トレで効果を高めるためのポイントはいくつもあります。
その中でも特に注目しておきたいことを3つ紹介します。
食事の摂り方で筋トレの質が変わる
スポーツの世界では食事もトレーニングと言われるくらい大切です。
しかし、ただ単に食べ物を摂取するだけでは意味はないとされており、できる限りパフォーマンス向上につながる栄養素を摂取しましょう。
具体的に筋トレ前は「炭水化物」の摂取を、筋トレ後は「高タンパクなスポーツドリンク」などがおすすめです。
できる限り効果的な筋トレには高タンパク低カロリーの食事を目指しましょう。
筋トレにかける時間を長くしすぎない
筋トレは長時間行うと、「疲労が溜まりすぎる」ことや「ケガにつながるリスク」があげられます。
やみくもに時間をかけるのではなく、30分〜1時間で集中的に行うことが大切です。
短時間集中して行うメリットとしては、集中力やモチベーションを保ちやすいことです。
疲れすぎてしまっては正しいフォームでできないことや、呼吸法なども乱れ逆効果になってしまうので注意しましょう。
適度な休憩で効果アップ
筋トレは負荷をかけ続けることが効果的とは言えません。
疲労感の蓄積は逆によくないため、適度な休憩を挟むことが大切です。
具体的な方法としては、筋力を鍛えることが目的の場合、1セットが終わったタイミングで2分〜5分程度の長めの休憩が良いとされています。
筋力維持が目的の場合は、30秒〜1分の短めの休憩でも問題ありません。
無理せず筋トレを行うことで質が保たれますので、追い込み続けることは避けましょう。
筋トレはベストなタイミングで行おう!
筋トレに適した時間帯について、ベストなタイミングは昼間から夕方にかけてです。
そのほかの時間帯にはデメリットな部分もあるので注意しましょう。
また、より効果の発揮しやすい方法などについても紹介しましたので、特に筋トレをこれから始めようと思っている方は、今回紹介した内容も参考にしながらスタートさせてみてください。