オリンピックのソフトボールは、北京オリンピック以来13年ぶりに開催される競技の一つです。
日本は北京オリンピックで悲願の金メダルを獲得しているチームなので、東京大会でもメダルが期待されています。
この記事では、ソフトボールの競技概要や大会スケジュールについて詳しく紹介します。
また、観戦を楽しむためのポイントも紹介するのでぜひチェックしてみてください。
ソフトボールの競技概要
ソフトボールは野球を参考にして作られた競技の一つです。
そのため、試合の進め方などは基本的に同じとなっています。
野球と異なる点としては、グラウンドの大きさや使用球です。
グラウンドのサイズは野球よりも小さく、ボールは円周12インチの大きなものを使用しています。
また、バットも細いものを使用するため、遠くまで飛びにくいのが特徴です。
このように、野球とはルールが似ているものの、全く別の競技ということがわかります。
東京オリンピック大会会場とスケジュール
東京オリンピックで使用される会場は、下記の2つです。
- 福島あづま球場
- 横浜スタジアム
東京オリンピックのソフトボールの試合日程は下記の通り実施されます。
- 2021年7月21日 9:00〜17:00 福島あづま球場
- 2021年7月22日 9:00〜17:00 福島あづま球場
- 2021年7月24日 10:00〜22:00 横浜スタジアム
- 2021年7月25日 10:00〜22:00 横浜スタジアム
- 2021年7月26日 10:00〜22:00 横浜スタジアム
出場チーム
東京オリンピックソフトボールの出場チームは6チームあり、競合が勢ぞろいです。
- 日本
- アメリカ合衆国
- イタリア
- メキシコ
- カナダ
- オーストラリア
オープニングラウンドではそれぞれの出場国とリーグ戦形式で対戦し、成績の良かったチームが3位決定戦、決勝戦に進むことができます。
そのため、オープニングランドから気を抜くことができません。
特にライバルとされているアメリカ合衆国との対戦(7月26日)は、見逃すことができない一戦となりそうです。
日本代表内定選手一覧
東京オリンピックの選考は監督が候補者を推薦する方法です。
すでに内定選手は決定しており、出場予定の選手は下記の15名となります。
- 我妻 悠香 (捕手)
- 渥美 万奈 (内野手)
- 市口 侑果 (内野手)
- 上野 由岐子 (投手)
- 川畑 瞳 (内野手)
- 清原 奈侑 (捕手)
- 後藤 希友 (投手)
- 内藤 実穂 (内野手)
- 原田 のどか (外野手)
- 藤田 倭 (投手)
- 峰 幸代 (捕手)
- 森 さやか (外野手)
- 山崎 早紀 (外野手)
- 山田 恵里 (外野手)
- 山本 優 (内野手)
これらの代表選手の中でも、「上野 由岐子」選手は北京オリンピック大会でエースを務めたベテランです。
今回の東京オリンピックでもエースとして日本中を沸かせてくれるに違いないでしょう。
観戦を楽しむポイント
ソフトボールは、バッテリー間の距離が13.11メートルと野球よりも約5メートルの短さです。
投手が100キロのストレートを投げた場合、体感速度は野球でいうと150キロ以上と言われています。
特に日本やアメリカにはスピードボールを投げる投手が在籍しているため、迫力を生で楽しむことができるのです。
日本とアメリカは7月26日にオープニンググランドで対戦が決定しており、事実上の決勝戦とも言われています。
予選から迫力のある試合を観戦できるのは魅力的ではないでしょうか。
東京オリンピック開催まで残りわずか!
オリンピックのソフトボール競技は、約13年ぶりに開催予定となっており、待ちわびていたファンも多いのではないでしょうか。
しかも、開催国は日本なので、国内で迫力のある試合を観戦することができます。
決戦の日は7月21日とあとわずかなので、応援したい選手や出場国は事前にチェックしておきましょう。