私たちの体のコンディションを整えている重要な器官である「腸」。
最近では腸活が流行していることもあり、徐々に腸に良い行動を生活に取り入れている人も多くなっています。
実はコンディションを整える上では、腸に良い行動をとるというのは非常に重要なことです。
もっとも実際にどういったことをやれば良いのかというのは未だ知られていないので、今回は「腸活」でおすすめの5つの行動について詳しく解説していきます。
「腸活」で得られるメリット
腸活をすることでどのようなメリットが得られるのでしょうか。
具体的なメリットについて以下で詳しく解説していきます。
免疫力向上
腸活をすることで得られるメリットとしてまず挙げられるのが、免疫力が向上するという点です。
私達が食事で得た栄養素の吸収や有害な物質を排出する動きというのは、全て腸が中心になって行なっています。
そのため腸の調子が良くなれば良くなるほど、食事から得られた栄養素を効率的に吸収し有害な物質を吐き出すことが可能なのです。これにより免疫力の向上も期待することができます。
病気の予防
上記でも紹介したように、腸脳働きが良くなることによって食事から栄養素を効率的に吸収することができ有害な物質を排出しやすくなります。
こういった機能が体内で正常に動いているということは、大きな病気を予防することにもつながるのです。
最近ではがん予防にも効果があると言われており、長い人生を健康で生きるためには腸の働きを良くすることは欠かすことができません。
睡眠改善
実は腸の働きが良くなるということは、睡眠の改善にもつながります。
例えば、年齢を重ねると夜何度も起きるという経験をした人も多いのではないでしょうか。
こういった現象を過労だと思っている人も多いですが、実は腸に原因があることも多いです。
私たちが夕食に食べたものが体内の腸を通過するのが、ほとんどの場合で眠りについている夜中の時間になります。
この夜中の時間に消化が行われ腸の中に食べかすや汚れがたまってしまうと、効率的に消化をしようとして小さく肝臓などが痙攣起こすというのはご存知でしょうか。
実はこの痙攣によって夜中に目を覚ますということが多く、食事の仕方や消化のタイミングを整えるだけで睡眠の改善効果が期待することができるのです。
腸活のためにしたい5つの行動
それでは実際に腸活のためには、いったいどのようなことをすれば良いのでしょうか。
腸のためになる良い行動というのは数多く存在すると言われていますが、その中でも簡単で効果のある5つの行動について以下で解説しています。
果物や加熱していないオイルを摂取する
果物や加熱していないオイルというのは腸に非常に良い効果があると言われています。
実は果物や加熱していないオイル(特にオリーブオイルやココナッツオイルなど)は、腸にこびりついている食べかすなどの汚れを流してくれる効果があるのです。
そのためこういった食材やオイルを積極的に摂ることによって、日常的に腸にこびりついた汚れを少なくし働きを良くすることができます。
食事はゆっくり食べる
実は食事にかかる時間というのは、腸の健康と大きく関わっています。
特によく噛まず流し込むように食事をしてしまうと、内臓の器官に負担がかかってしまい消化にも時間がかかってしまうので注意が必要です。
よく噛んでゆっくりと時間をかけると、消化もスムーズにすることができるため、腸に負担をかけることなく食事を終えることができます。
腸に負担をかけてしまうと、正常の働きができなくなるので、できるだけ食事はゆっくりと時間をかけて食べるようにしましょう。
軟水を選ぶ
腸のためには軟水を選ぶというのもおすすめです。
軟水のお水は硬水よりも体に負担をかけないので、腸に負担をかけないという特徴を有しています。
特に普段から口に含む水というのは、食事よりも体内に取り入れる機会が多いです。
そのためできるだけ身体に良いものを選ぶのが良いと言えるでしょう。
消化していない時間を作る
腸を含む私達の内臓器官というのは、目に見えないのでどのように働いているのかというのはなかなか理解できません。
しかし筋肉や目と同じように常に動いているのは間違いなく、休ませる時間というのを作ってあげなければいけないというのはご存知でしょうか。
特にこまめに食事をしている人や、お菓子などの間食をしている人に関しては、体内の内臓器官が休む暇というのがほとんどありません。
常に体内で何かを消化し続けている状態が続いてしまうと、当たり前のように不具合が起こってしまい体調不良を引き起こしてしまいます。
この記事を読んでいるあなたも、24時間以上起き続けて体に異変が起きたという経験はないでしょうか。睡眠不足だとわかりやすく眠気や吐き気などの体調不良が襲ってきますが、これは内臓器官も同じことです。
そのためできるだけ体内で何も消化をしていない状態を作ってあげて、腸を含む内臓を休ませることを意図的に行ってみましょう。
食べ合わせを考える
あまり気にしない人も多いですが、食材の食べ合わせというのは非常に重要です。
例えば消化に時間がかかる食材とそうでない食材を一緒に食べてしまうと、かなり長い時間内臓器官は消化のために動く必要があります。
これは腸だけではなくその他の内臓器官全てに負担を与えてしまう行為なので、できるだけ食べ合わせを考えて食事をすると良いでしょう。
あまりお勧めできない食材の食べ合わせというのはいくつかありますが、基本的には消化の遅い油が使われたものと、消化の早い果物や穀物系のものを一緒に食べると消化に時間がかかってしまいます。
もっともなかなか食べ合わせを意識して食事を続けるというのは難しいので、出来る限りするという意識の方が無理なく腸活を取り入れることができるでしょう。
ぜひ実践してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では腸活と効果とやり方について詳しく解説してきました。
今回紹介してきたように腸活というのは、実は睡眠改善効果もあるなど非常にコンディションを整える上では効果的な習慣です。
水や食材に気をつけるだけで簡単に取り入れることができるので、興味がある人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。