気温が下がってきて寒くなってくると、免疫力も下がってしまい風邪などをひきやすくなります。
特にアスリートは身体を動かして汗をかくことも多いので、免疫力が下がると体調を崩しやすくなってしまうものです。
場合によっては寒い時期に減量をしなければいけないという人もいるので、食事から十分な栄養をとることができず体調を崩してしまいやすい状態の人もいるでしょう。
そこで今回は、免疫力をアップさせるための方法を解説していきます。
今回紹介する方法をしっかりと身に付けて、体調を崩すことなく寒い時期を乗り越えましょうね!
寒い時期に免疫力が下がり体調を崩してしまう原因
そもそも寒い時期に免疫力が下がってしまい、体調を崩してしまう原因はご存知でしょうか?
寒い時期は自ずと体温が下がってしまいますが、体温が下がってしまうと免疫機能を担っている細胞の働きが低下してしまい免疫機能が下がります。
また冬は空気が乾燥しやすい季節でもあるので、免疫機能を担っている喉やはななどの粘膜も乾燥してしまいがち。その結果身体に悪影響を及ぼすウイルスが活性化し、体調を崩してしまうのです。
昔から身体を冷やすなと言われていたり、加湿が重要視されているのはこういった理由からきています。
免疫機能をアップさせるために方法
免疫機能を下げる原因が分かったところで、実際に免疫機能をアップさせる方法を詳しく解説していきます。
どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ実践してみてくださいね。
オーバーワークに気をつける
アスリートはどうしても激しい練習をしなければいけないですが、オーバーワークには気をつけましょう。
実はあまりにも激しい運動でオーバーワークの状態になってしまうと、身体の免疫機能が著しく下がるということが様々な研究で分かっています。
身体が筋肉や骨などの回復を優先するので、普段は内臓器官に回されている血液が他に回されてしまうため免疫によるバリア機能が下がってしまうためです。
激しい運動をしなければいけないのはアスリートの宿命ですが、オーバーワークになって大きな風邪や病気にならないように注意しましょう。
腸内環境を整える
腸内環境を整えるというのは、免疫力をアップさせるためには欠かせないポイントです。
実は人間の身体の中でも、腸が免疫細胞の6~7割を担っているというのはご存知でしょうか?
身体に進入してきた様々な細菌を、腸でブロックすることによって私達人間は健康を保っていられるのです。
そのため腸内環境を整えるというのは、寒い時期でも感染症などにかからないための有効な対策になります。
実際に腸内環境を整えるための具体的な方法は、それぞれ以下の通りです。
- 腸を冷やさない
- 特定の栄養に偏らない
- 自律神経を整えること
- 規則正しい食事
腸内環境を整える食事を意識するのも重要ですが、単純に冷やさないことなども対策としては有効です。
睡眠不足に注意する
睡眠不足は体調不良や集中力に影響があることは良く知られていますが、免疫力も落としてしまうというのはご存知でしょうか。
もちろん睡眠時間というのは人それぞれ適切な量というのは異なります。
しかし一般的な睡眠時間である7~9時間と、3~5の短い睡眠時間の人とでは短い睡眠時間の人の方が風邪などの体調不良を引き起こしやすいことが分かっています。
また睡眠不足は精神面にも大きく影響をあたえるので、体調不良だけではなくパフォーマンスの低下などに直結している重要な要素といえるでしょう。
そのため寒い時期には、普段以上に睡眠時間をしっかりとれるように意識すること亜が体調を崩さないポイントです。
ストレスをためすぎない
実はストレスを溜めすぎてしまうと、免疫力が低下してしまうことが分かっています。
例えば、ストレスを感じると唾液の分泌量が減ることに加えて、免疫効果がある物質の分泌機能が落ちてしまうのです。
そのためストレスを感じれば感じるほど、免疫機能が低下してしまい体調を崩してしまいます。
ストレスを感じたらできるだけ体調を崩す前に、発散するようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
寒い時期は免疫機能が落ちてしまうことに加えて、細菌も活発化するため体調不良になりやすいです。
しっかりと対策をして、寒い時期を乗り越えましょうね。